呼吸療法認定士のサイトを独立させました

 

このたび、呼吸療法認定士の受験対策に関するサイトを、当サイトから独立させることにいたしました。

当サイトでは、仕事や勉強に関するライフハックや、呼吸療法認定士、心臓リハビリテーション指導士に関する情報、理学療法全般に関する内容を扱ってきましたが、呼吸療法認定士に関する内容に特化して情報をお伝えしたかったため、呼吸療法認定士に関するページを独立させて、別サイトで運用させて頂くことにしました。

そちらのページもどうぞよろしくお願いいたします。

呼吸療法認定士の勉強ノート

呼吸療法認定士の認定講習会でいい刺激を受ける

 

いよいよ、8月28日から9月4日まで、呼吸療法認定士の認定講習会が開催されますね!

参加される方は、さぞワクワクされているかと思います。
私が参加する時も、講習会前は楽しみでした。
何せ、受験のための正式な講習会なのですから。

この講習会、私が受講したのはもう7年前の話ですが、私にとってとても刺激になりました。

さまざまな職種の講師の先生が、それぞれの立場からお話をして下さるので、
1回の講義では分からなかった内容が、違う先生が違う角度から教えて下さることで「なるほど!」と思う瞬間が多々ありました。

また、重要なポイントは講師の先生が違っても何度も出てくるため、「ここが大事なんだな。」とポイントをつかむことができます。

呼吸療法認定士の試験は年々人気が高まっている様子で、受講者の数に圧倒されつつ、
巨大な会場に缶詰状態で朝から夕方まで講習がありますので、
きつさもありますが、呼吸の面白さ・奥深さを再発見する機会となり、とても充実感がありました。

私は講習会を受講する前から少しずつ勉強はしていましたが、あまりはかどっていませんでした。
しかし、この講習会を受講してからはモチベーションが高まり、かなり勉強がはかどるようになった経験があります。
この講習会が終わったら、いよいよ本腰を入れて勉強するタイミングではないかと思います。

今年受験されるみなさん、認定講習会を楽しんできて下さい!

大人のための読書の全技術/齋藤孝(中経出版)レビュー

 

今日読んだ本は、
大人のための読書の全技術/齋藤孝(中経出版)

この本、久々に興奮して読み進めました。

読書が大好きな私としては、読書をテーマに書かれた本には目がありません。

しかも、私が普段から考えているテーマとして、「大量の本の内容をいかに効率よく自分のものにするか、仕事や実生活に活かすか」ということがあるのですが、この本はそのテーマにピッタリとくるものでした。

他の読書術の本ですでに言われている内容もありますが、「全技術」とうたわれている通り、ボリュームも多く、網羅的に書かれている所が良いと思います。

私が共感した内容は以下の通りです。

・読書をすることで、テレビやインターネットでは得られない“活きた知識”、“体系だった使える知識”を身につけることができる。
・生活の中の自由になるお金の一割も書籍にかけないというのは、ちょっと厳しい言い方をすれば、社会人として地盤沈下を起こしていることになる。
・尊敬する人物の本を本棚に揃えておくことは、常に敬愛する師匠とともに生活しているようなもの。
・偶然手にした一冊だけの情報を鵜呑みにすることは、非常に危険なことである。できるだけ多くの本を読み、様々な情報の中から、本当に正しいものを選び取る力をつけるべきである。
・読書に割ける時間が限られている中で、すべての本を精読していては、読める本の数は大きく制限される。そのため、より多くの本を読むためには、速読する本と、精読する本をきちんと選別して、効率化を図るべきである。
・本は知識で読んでいるため、読めば読むほど、一冊あたりの労力は小さくなっていく。
・複数冊の本を同時並行的に読むことで、大量の本を読むことができる。
・本を大事にするのであれば、真っ白のまま置いておくのではなく、むしろどんどん書き込んで、本を自分の色に染めてしまう。それこそが本を大事にするということである。
・本を自分のものにしたいとき、その本を一定期間持ち歩くというのも使える技術である。

このように、とても共感できる内容が多く、読書に対する認識を再確認させてくれるとともに、新たな発見が多い本でした。

社会人として仕事をする上では、読書はとても重要だと思います。

先輩や同僚から学ぶことも大切ですが、それにも限界があります。
自分が会ったこともないスゴい人達の生の経験から生まれた学びを千円ちょっとで、しかも自分の好きな時間に好きなだけ得られるわけですから、これほど安い投資はないと思います。

これからも、少しでも多くの“活きた知識”、“深い思考力”を身につけられるように、大量の読書を続けていこうと思います。

情報発信の大切さ

 

最近、情報発信の大切さを痛感しています。

以前、ある呼吸器系の専門誌から原稿の執筆依頼があったのですが、それは呼吸器系の学会での発表がきっかけでした。
発表の抄録を見て下さった出版社の方からお声かけを頂いたのです。
その学会はもう5年連続で発表していますので、コツコツと毎年継続的に発表を続けた結果だと思っています。

また、最近ある雑誌から原稿の執筆依頼があったのですが、それは、私が最も尊敬する理学療法士の先生からの推薦があり、出版社から依頼があったものでした。
これもSNSでの情報発信をその先生が気にかけて下さっていた結果ではないかと思っています。

自分から外の世界に向けて情報発信(アウトプット)する。
そして、それに対してのレスポンスがある。
これが情報発信の醍醐味です。

より良いレスポンスを得るためには、より質の高い情報発信をする必要がある。
そしてより質の高い情報発信をするためには、普段から質の高いインプットをして、それを自分の中で取捨選択、組み立て直しをして加工しておく必要がある。

情報発信のためには、この普段からの地道な知的生産活動が不可欠だと思います。
いつか日の目を見る時のために、日常での下準備が必要です。

統計学の実践にこの1冊!

 

最近、RST(呼吸サポートチーム)回診についての研究をしようと思い、統計を勉強しています。

そこで、非常に役に立っているのが、こちらの本。
「すぐできる!リハビリテーション統計」(南江堂)

監修を山本澄子先生、谷浩明先生がされています。

この本がすごいのは、JSTATという統計解析ソフトがついているのです。

統計解析ソフトがついて何と¥3200という安さ!

統計解析ソフトだけでも結構なお値段がするものが多いですが、ソフトと本がついて¥3200なんです。驚きです。

私はこのソフトを使ってRST回診のデータ解析を行いました。

使い方も分かりやすく、特に説明書など読まなくても使うことができています。

私は統計についてはほとんど素人だったのですが、この本を読んで実際に回診のデータを解析するうちに、統計を使いこなせるようになってきました。

この本を読んでから、Dr.が言っている統計についての内容を理解することができるようになりました。

薄めの本で、統計を極めたいという方には物足りないのかもしれませんが、とても実用的な内容で、リハビリテーションに関する統計解析の例題が統計処理ごとに書かれており、統計解析の過程がとてもイメージしやすいのです。
まずは実際に使いながら統計に慣れていきたい方にとっては非常に有用だと思います。

この本から入って、統計に慣れてきて統計が楽しくなってきたら、より深い本に進むのが良いのではないかと思います。

私のように、これから統計を勉強しようとされている方には絶対にオススメの本です!

 

A4白紙1枚ノート術で快適講義メモ!

 

「世界基準で夢をかなえる私の勉強法/北川智子」(幻冬舎)
で紹介されているノート術に、英語環境で生き残るためのノートの取り方として、A4の白紙1枚を使う方法が紹介されています。

なぜA4の白紙なのか?

英語と日本語を交ぜて書く場合には、英語でメモした内容の中に日本語でのメモを追加で入れることになるため、罫線があるとかえって邪魔になる。
きれいにノートを取ろうと、線を気にしていると、どんどん授業が進んでいき、ノート取りで混乱する。
たくさんノートをとろうと張り切りすぎると、ノートが10ページを超す膨大な量になり、復習が辛くなる。

といった事が挙げられています。

著者は大学での授業ノートについて述べていますが、これは自己学習や研修会などでのノートの取り方でも活用できそうですね。

また著者は、以下のようにも述べています。
「どんなに長い授業であろうが、難しい科目であろうが、ノートは紙1枚に限定する。そうすると、膨大な情報に圧倒されずに、今日何が起こったのかがまとまった形で見えてくる。コンパクトにまとめるのが、カンペの基本だ。そして、分かることは極力ノートに書かない。カンペとは、分からないことをこっそりとできるだけ短くメモっておく代物で、すべてを書いておくものではない。」

「ノートには、授業内容すべてを記録しなくていい。授業で分からなかった「自分にとって空白の部分」さえ、後で抽出できればよいのだ。」

確かに、授業や研修会全体の構造を認識することは、頭の中での記憶の整理にとても役立ちます。
また、自分にとって不要な情報をうまく「捨てる」ことで、重要な内容だけを浮き立たせることにも役立ちそうです。
記憶のためには、自分にとって重要な情報であると脳が認識する必要がありますので、どの内容が重要でどの内容が重要でないかをノートを取る段階で選別することは、記憶のために大きなメリットになるのではないでしょうか。

「1枚の紙に全体像がイメージとして残ることで、ゼロからエッセイを書くときやプロジェクトのプランを立てる際、今度は自分が作りたいものの全体像が見えるようになる。白紙のノートは、授業内容の記録という意味を超えて、自分の頭の中の整理整頓に役立つ。」

こういう使い方をすることで、プレゼンや勉強会資料作りの取りかかりの下絵作りにも活用することができそうです。

「できるだけメモを取らなくなったら、今度は授業の内容を思い出す練習に入る。ノートを取る人は、ノートを頼りにして復習するが、ノートを取らない人は頭の中で情報を反芻(反復を何度も繰り返す)することになる。」

「せっかくノートを取っても、ノートを復習する時間がなかったり、ノートを見返す手間を面倒くさがったりしてしまうのは、ありがちなことだ。ノートを取らずに自然な記憶力に頼るほうが、実はよっぽど効率がよかったりもする。」

確かに、自分自身、ノートを取ることに集中しすぎて、講義内容を聞き逃してしまったり、しっかりとノートを取ったことでいつでも見返せるからと安心してしまって、後での復習作業がおろそかになったりして、結局は記憶に残っていないといったことを経験してきました。

それもこのA4白紙ノート術を使えば、改善できそうです。

私はこの本を読んでから、常にA4の白紙を挟んだクリップボードを持ち歩くようにしています。
実際にセミナーでも活用していますが、テーブル席が一杯で、テーブルがなくイスしかない場合でも、クリップボードのおかげで安定してメモを取ることができました。
白紙なので絵が書きやすかったし、A4サイズなので広々とメモすることができて、とても気持ち良くメモを取ることができました!

私がA4白紙ノート術で感じているメリットは以下の通りです。

メリット

  • クリップボードごと持ち歩けば、研修会などで立った状態で話を聞く時にも安定してメモを取ることができる。
  • A4白紙はノートと比べて安いため、コストを気にせずにどんどん使うことができる。
  • A4用紙はScanSnapなどのスキャナーで手軽にパソコンに取り込んでデータ化できる。(Evernoteに取り込めばスマートフォンでどこでも表示できるようになる)
  • 罫線がないため、図が書きやすい。
  • 文字の配置を自由にできるため、物事の関係性を見やすく整理しやすい。
  • A4用紙は文房具店などで大量に購入可能。(通常500枚単位で売られている)

デメリットとして考えられるのは、

  • A4サイズが入るバッグの大きさが必要。
  • A4用紙はコンビニでは売っていない。(都会のコンビニにはあるのかもしれませんが、私の自宅近くのコンビニでは売っていない)

ぐらいでしょうか。
デメリットよりもメリットの方が大きい気がします。

このノート術をしばらく試してみる予定です。

理学療法士によるEvernoteの活用 勉強編

 

理学療法士として、Evernoteは勉強資料の整理・活用に大変役立ちます。
私の場合、Evernoteのノートブックの中に「勉強」というタイトルのノートブックを作り、ジャーナルをスキャンしてPDF化したもの、調べものをした時のホームページのスクリーンショット、医学書の内容の要点を自分なりにまとめたもの、各種ガイドラインのPDFファイルなどをどんどん放り込むようにしています。
さらに、後で探しやすいように、

・勉強−脳
・勉強−呼吸
・勉強−心臓
・勉強−整形
・勉強−DM
・勉強−一般
・勉強−統計・研究
・勉強−管理・教育

などの「タグ」をつけるようにしています。
Evernoteに放り込む段階では大まかな分類のみにとどめて、あまり手間をかけすぎないことがポイントです。
放り込む時のデータの仕込み作業に手間がかかりすぎると、何でもかんでも放り込もうという取り込み段階での心理的障壁が高くなり、放り込み作業が滞るリスクがあります。
資料が多くて大まかな分類だけでは心配な方は、個別のノートブックの中にテキスト検索用のタグとしてのキーワードを入力しておくのがオススメです。
このキーワードは、一般的なキーワードではなく、後から自分が思い出そうとする時に、どういうフレーズとしてパッと頭の中に浮かんでくるか、という自分本位の直感のフレーズをキーワードに設定しておくことがポイントだと思います。
後で思い出すのは他人ではなく自分なのですから。
これをしておけば、後からの検索がかなり楽になります。私もこの方法を使っています。

 

Evernoteでは放り込む段階では大まかな分類でも、検索機能が充実しているため、目的の資料を探すのにそれほど時間はかかりません。
PDFや画像としてEvernoteに入れ込んだファイルは、元々のファイルがOCR(文字認識)処理をしていなくても、Evernote側で文字認識処理をして、文字列検索の対象にしてくれるのです。
そしてなんと、手書き文字でも文字列検索の対象にしてくれるのです。(ある程度読みやすい文字に限ると思いますが)

 

こうして「勉強」ノートブックに入れ込んだファイルは、パソコンだけではなく、iPadやiOS・Androidのスマホでも自動的に同期され、どこでも検索や閲覧をすることができるようになります。
どの端末でもネットさえつながっていれば「この前調べたあれは何だったかな?」と疑問を持った時にも、Evernoteを検索すればすぐに出てくるため、膨大な紙の資料の中から時間をかけて探したりする必要はありません。
ペーパーレス化をすることでファイリングの手間を省き、資料の保管場所に困ることもありません。
そして資料を探す時間も節約することができます。

 

【私がオススメするEVERNOTE関連の本】

 

 

学会認定資格を取得したら、何ができるようになるのか?

 

 

私は、2006年に心臓リハビリテーション指導士を、
2007年に呼吸療法認定士の資格を取得しました。

 

これらの資格を取得して思ったことがあります。
資格を取る前は、試験への合格という目標のもとに、試験の内容に沿った勉強をしていくことになります。

 

合格という分かりやすい目標があり、試験の日程も決められているため、計画的に勉強できますし、勉強しようという意欲も湧いてきます。

 

私も初めは「この資格を取る」ということが大きな目標として存在していました。

 

そして、何とか無事に合格できたわけですが、合格した後に何か自分が変わったのか?と考えると、臨床業務では、大きくやることが変わるわけでもありません。

 

資格がないとできない業務がある、というような資格は別として、こういった学会認定資格というのは、合格したからといってできる業務範囲が広がるわけではないですし、すぐに実践で何かができるようになる、というものではないと思います。
私の認識としては、その分野のベースラインの最低限の知識を学んだ、というものだと思います。

 

自分の職種に関するものだけではなく、他職種に関する知識も問われますので、知識の広がりはできます。
広く浅く、という感覚です。

 

心臓リハにしても呼吸リハにしても、多職種による“包括的な”リハが効果を発揮しますので、他職種と重なる部分の知識は必要だと思います。
職種ごとに完全な縦割りの守備範囲ではなく、この重なる部分があることで、各職種が他職種との連携に配慮しながら、フレキシブルに対応できるのではないかと思います。

 

そのベースラインの知識を身につけることがこういった学会認定の資格であって、そこが最終目標ではないと思います。

 

そのため、その先の自己学習、生涯学習によって初めてその知識が活かされてくるのだと思います。

 

こういった他職種に関する知識を身につけると、新しく広がった知識を身につけたことが嬉しくて、どうしてもそちらの知識を拡げたいという欲求が出てくるのですが、ここで注意が必要なのは、他職種が関わる分野の知識を拡げても、自分の専門性を高めていくことはできません。

 

他職種の分野は、あくまで“包括的な視点”を持つためのものであって、あくまで専門は自職種の分野であるはずです。

 

その後の自己学習によって、いかに自分の職種の役割としての専門性を高めていくか、そしてチーム医療の中でいかに自分の専門性を発揮していくか、が大切だと思います。

 

 

名刺サイズの暗記カードで記憶を効率化する!

 

最近、勉強に名刺サイズのカードを使っています。
「寝る前1分記憶術」高島徹治(ダイヤモンド社)
を読んだことがきっかけで始めました。

 

この本で、暗記カードの内容が紹介されていました。
この本での一番大事なポイントは、

寝る前1分 覚える

睡眠(6時間以上)

起きてすぐ復習

という流れですが、これを効率的に行うために暗記カードを使うのです。

 

この本を読んだ後、さっそく文具店で名刺サイズのカードを買ってきて、使ってみました。
私が使っているのは、ライフの情報カード(無地)です。
100枚1セットで189円です。

 

1枚あたり約1.9円です。
例えば、1日10枚使ったとしたら、1ヵ月(30日)で約570円になります。
これぐらいの支出なら、記憶力を上げるツールとして投資しても全く問題ないと思います。

 

この暗記カードの使い方ですが、
まず勉強したい本を読んで理解します。

読んでいる途中でカードを書きたくなることも多々ありますが、ここはグッと我慢して、ひとまとまりの章または節を最後まで読んでしまいます。
なぜかというと、途中でカードを書いてしまうと、その後読み進めるうちに、より良い表現の箇所を見つけたり、より重要な内容が書かれている箇所を見つけることがあるからです。
なので、その章または節が終わるまでは読み進めましょう。
そして、内容を「理解する」ことが第一段階です。

 

ひとまとまりの内容を理解したら、その中から、自分にとって一番重要な箇所を厳選します。
あれもこれも書きたくなることもありますが、内容を盛り込みすぎると、ノイズが多くなって記憶のためにはかえってマイナスになります。
イメージはシンプルな方が記憶に残りやすいです。
「理解」の段階をしっかりと行っておけば、シンプルな箇条書きの項目を見ただけでも、その内容を思い出すことができます。

 

カードを作る時のポイントとしては、

  • 余分な情報は捨てて、なるべくシンプルにすること
  • 文章形式ではなく、箇条書きにすること
  • 1カード1項目にすること

といった所でしょうか。

 

暗記カードを書くペンですが、私は万年筆で書いています。
なぜ万年筆かというと、モチベーションを上げるためには、このカードを作る作業自体を楽しいものにしたいので、お気に入りの万年筆で書くようにしているのです。
しかも、万年筆のブルーのインク、そして太い筆跡で書かれた文字は印象に残りやすいというメリットもあります。
このカードが完成したら、名刺入れに入れて常に持ち歩きます。
名刺サイズカードのメリットとしては、名刺サイズなので、名刺用のケースをそのまま使えるので、ケースの選択肢が多いということです。

 

時間があればこのカードを取り出し、見返します。
名刺サイズだとバッグに入れていてもズボンのポケットに入れていてもすぐに取り出せるので、機動力は素晴らしいものがあります。
移動中に歩きながらでも取り出して見返すことができます。
個人的には、この見返す頻度のメリットが一番大きいと思っています。

 

カードの内容をだんだん憶えてくれば、カードをめくる速度もだんだんと速くなってきて、多い枚数でも復習が短時間でできるようになってきます。
ここまでくれば、もうカードを見なくても内容を記憶できている状態になります。

 

ノートに対するカードのメリットとしては、

  • ばらせるので、すでに憶えた内容は除いて、まだ憶えられていない内容だけを持ち歩ける
  • カードを「繰る」という動作が加わるため、ただ眺めるだけではなく、リズム良く楽しく復習することができる
  • カードを少しずらして、後ろのカードのタイトルだけが見えるようにすれば、クイズ形式で復習することができる
  • 分野ごとのカードに分類することができる(ノートだと内容が分散してしまう)
  • ScanSnapなどの自動読み取り式のスキャナーでのスキャンがとても楽にできる ⇒Evernoteなどに取り込んでデジタル化するのも簡単

といったことが挙げられます。

 

私は暗記カードを使って勉強するのは初めてですが、以前よりも随分効率的に勉強できている気がします。
まだ始めたばかりなので、使っていってその効果を確かめたいと思います。

 

 

勉強の効率を劇的に改善できた私の方法 No.4 「繰り返す」ための仕組み作り

 

 

前回は、「理解」の過程について書きました。

本の内容を自分なりに解釈して理解したら、今度は、「記憶」の過程になります。

 

理解して終わり、では、記憶に定着させることはできません。

理解したら、その内容をいつでも想起できるように記憶することが必要です。

記憶するためには、適切な時期に「繰り返す」ことがポイントとなります。

 

 

「エビングハウスの忘却曲線」をご存じでしょうか?

ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスは、記銘した後、どの程度の内容を記憶できているかという記憶の忘却の研究を行いました。

 

その実験の結果、

記銘してから

20分後には42%を忘却する。

1時間後には56%を忘却する。

1日後 には74%を忘却する。

1週間後には77%を忘却する。

1ヶ月後には79%を忘却する。

ということが分かったそうです。

つまり、1日経った後には、7割もの内容を忘れてしまっているのです。

 

この忘却曲線をゆるやかにするためにはどうすれば良いのか?

それが、「繰り返す」ことです。

適切な時期に憶えたい内容を繰り返して復習することで、この忘却曲線のカーブがなだらかになるのです。

 

例えば、勉強をしたら、

その直後、30分後、3時間後、1日後、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、などと、繰り返す間隔を次第に長くしながら復習をすると、より効率的に記憶することができるということです。

また、この実験で使用されたのは相互に関連を持たない無意味な音節とのことで、学問的に体系化された知識であれば、忘却曲線がより緩やかになるといわれています。

このことは、体系的に学習することでより記憶に定着しやすくなることをあらわしています。

 

 

「繰り返す」ことを習慣化するためには、まずはいつでも見返すことができる環境を整えることが大切だと思います。

いつでも見返せるためには、いつでも見返すための情報を持ち歩いておく必要があります。

そのためには、「常に持ち歩けるサイズのメモ帳・ノート」が必要になってきます。

私の場合は、現在はミニ6穴サイズのシステム手帳(ブレイリオ)を使用しています。

バッグを持っていない状態でも常に肌身離さずメモを身につけておくためには、ポケットに入るサイズである必要があります。

 

コンビニで簡単に手に入るというメリットを考えると、A6サイズのノートが最適なようですが、これだとジーンズの後ろポケットにギリギリのサイズなので、多少出し入れのしにくさがあります。

出し入れのしにくさがあると、常に持ち歩く気持ちが薄れるため、私の場合、ポケットに入りやすいという事は第1条件です。

ミニ6穴サイズの手帳なら、A6サイズより少し小さいため、簡単に後ろポケットに入れておくことができます。

 

このメモ帳については、個人個人で使いやすいものを使って頂いて良いと思います。

モレスキンなんかも、ポケットにスッと入りやすいですし、デザインが良くてオススメです。

ただ、モレスキンは値段がやや高めなので、毎日ガンガン書いていくという使い方には多少抵抗感もあります。

持ち歩きやすさとコストパフォーマンスのバランスで選択されると良いと思います。

 

勉強して理解した内容から、記憶すべき内容をポイントとして抜き出して、メモ帳に書いておきます。

そして、このメモ帳を折に触れて見返すのです。

 

内容が多い場合には、全てメモ帳に書いていくのは時間がかかったり、手間だったりすることがあると思います。

そんな時は、項目だけでも良いと思います。

要は、想起するきっかけがあれば良いので、項目を見て内容を頭に思い浮かべるということでも事足りるわけです。

ただしこの場合には、内容がしっかり思い浮かべられる状態になっていないと、内容が合っているか確証を得るために別のノートを開いたりする必要があれば二度手間になってしまいます。

 

 

ある記憶術の本では、まず「本の目次から暗記する」というやり方を提唱しているものもいくつかあります。

目次を暗記して、その次に大項目、中項目、小項目、小見出し、内容というように、次第に内容を深くしていくのです。

この方法の良い点は、まず本全体の構成が頭に入るので、内容を体系的に理解しやすくなる所です。

また、目次を暗記することで、頭の中でその目次から次第に内容を深くたどっていくことで、メモ帳を見ないでも、頭の中だけで「繰り返す」という作業をすることができるのも大きなメリットです。

いちいちメモ帳を開くという作業がなくなるだけでも、大幅な時間短縮になりますし、本当にメモ帳を持ち歩けないような場所、例えばお風呂場などでも、頭の中だけで作業をすることができるのです。

 

 

どういうシステムを組むにしろ、確実に「繰り返す」ことができるシステムが構築できれば、記憶の効率は確実に上がっていくはずです。