A4白紙1枚ノート術で快適講義メモ!

 

「世界基準で夢をかなえる私の勉強法/北川智子」(幻冬舎)
で紹介されているノート術に、英語環境で生き残るためのノートの取り方として、A4の白紙1枚を使う方法が紹介されています。

なぜA4の白紙なのか?

英語と日本語を交ぜて書く場合には、英語でメモした内容の中に日本語でのメモを追加で入れることになるため、罫線があるとかえって邪魔になる。
きれいにノートを取ろうと、線を気にしていると、どんどん授業が進んでいき、ノート取りで混乱する。
たくさんノートをとろうと張り切りすぎると、ノートが10ページを超す膨大な量になり、復習が辛くなる。

といった事が挙げられています。

著者は大学での授業ノートについて述べていますが、これは自己学習や研修会などでのノートの取り方でも活用できそうですね。

また著者は、以下のようにも述べています。
「どんなに長い授業であろうが、難しい科目であろうが、ノートは紙1枚に限定する。そうすると、膨大な情報に圧倒されずに、今日何が起こったのかがまとまった形で見えてくる。コンパクトにまとめるのが、カンペの基本だ。そして、分かることは極力ノートに書かない。カンペとは、分からないことをこっそりとできるだけ短くメモっておく代物で、すべてを書いておくものではない。」

「ノートには、授業内容すべてを記録しなくていい。授業で分からなかった「自分にとって空白の部分」さえ、後で抽出できればよいのだ。」

確かに、授業や研修会全体の構造を認識することは、頭の中での記憶の整理にとても役立ちます。
また、自分にとって不要な情報をうまく「捨てる」ことで、重要な内容だけを浮き立たせることにも役立ちそうです。
記憶のためには、自分にとって重要な情報であると脳が認識する必要がありますので、どの内容が重要でどの内容が重要でないかをノートを取る段階で選別することは、記憶のために大きなメリットになるのではないでしょうか。

「1枚の紙に全体像がイメージとして残ることで、ゼロからエッセイを書くときやプロジェクトのプランを立てる際、今度は自分が作りたいものの全体像が見えるようになる。白紙のノートは、授業内容の記録という意味を超えて、自分の頭の中の整理整頓に役立つ。」

こういう使い方をすることで、プレゼンや勉強会資料作りの取りかかりの下絵作りにも活用することができそうです。

「できるだけメモを取らなくなったら、今度は授業の内容を思い出す練習に入る。ノートを取る人は、ノートを頼りにして復習するが、ノートを取らない人は頭の中で情報を反芻(反復を何度も繰り返す)することになる。」

「せっかくノートを取っても、ノートを復習する時間がなかったり、ノートを見返す手間を面倒くさがったりしてしまうのは、ありがちなことだ。ノートを取らずに自然な記憶力に頼るほうが、実はよっぽど効率がよかったりもする。」

確かに、自分自身、ノートを取ることに集中しすぎて、講義内容を聞き逃してしまったり、しっかりとノートを取ったことでいつでも見返せるからと安心してしまって、後での復習作業がおろそかになったりして、結局は記憶に残っていないといったことを経験してきました。

それもこのA4白紙ノート術を使えば、改善できそうです。

私はこの本を読んでから、常にA4の白紙を挟んだクリップボードを持ち歩くようにしています。
実際にセミナーでも活用していますが、テーブル席が一杯で、テーブルがなくイスしかない場合でも、クリップボードのおかげで安定してメモを取ることができました。
白紙なので絵が書きやすかったし、A4サイズなので広々とメモすることができて、とても気持ち良くメモを取ることができました!

私がA4白紙ノート術で感じているメリットは以下の通りです。

メリット

  • クリップボードごと持ち歩けば、研修会などで立った状態で話を聞く時にも安定してメモを取ることができる。
  • A4白紙はノートと比べて安いため、コストを気にせずにどんどん使うことができる。
  • A4用紙はScanSnapなどのスキャナーで手軽にパソコンに取り込んでデータ化できる。(Evernoteに取り込めばスマートフォンでどこでも表示できるようになる)
  • 罫線がないため、図が書きやすい。
  • 文字の配置を自由にできるため、物事の関係性を見やすく整理しやすい。
  • A4用紙は文房具店などで大量に購入可能。(通常500枚単位で売られている)

デメリットとして考えられるのは、

  • A4サイズが入るバッグの大きさが必要。
  • A4用紙はコンビニでは売っていない。(都会のコンビニにはあるのかもしれませんが、私の自宅近くのコンビニでは売っていない)

ぐらいでしょうか。
デメリットよりもメリットの方が大きい気がします。

このノート術をしばらく試してみる予定です。