勉強の効率を劇的に改善できた私の方法 No.4 「繰り返す」ための仕組み作り

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前回は、「理解」の過程について書きました。

本の内容を自分なりに解釈して理解したら、今度は、「記憶」の過程になります。

 

理解して終わり、では、記憶に定着させることはできません。

理解したら、その内容をいつでも想起できるように記憶することが必要です。

記憶するためには、適切な時期に「繰り返す」ことがポイントとなります。

 

 

「エビングハウスの忘却曲線」をご存じでしょうか?

ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスは、記銘した後、どの程度の内容を記憶できているかという記憶の忘却の研究を行いました。

 

その実験の結果、

記銘してから

20分後には42%を忘却する。

1時間後には56%を忘却する。

1日後 には74%を忘却する。

1週間後には77%を忘却する。

1ヶ月後には79%を忘却する。

ということが分かったそうです。

つまり、1日経った後には、7割もの内容を忘れてしまっているのです。

 

この忘却曲線をゆるやかにするためにはどうすれば良いのか?

それが、「繰り返す」ことです。

適切な時期に憶えたい内容を繰り返して復習することで、この忘却曲線のカーブがなだらかになるのです。

 

例えば、勉強をしたら、

その直後、30分後、3時間後、1日後、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、などと、繰り返す間隔を次第に長くしながら復習をすると、より効率的に記憶することができるということです。

また、この実験で使用されたのは相互に関連を持たない無意味な音節とのことで、学問的に体系化された知識であれば、忘却曲線がより緩やかになるといわれています。

このことは、体系的に学習することでより記憶に定着しやすくなることをあらわしています。

 

 

「繰り返す」ことを習慣化するためには、まずはいつでも見返すことができる環境を整えることが大切だと思います。

いつでも見返せるためには、いつでも見返すための情報を持ち歩いておく必要があります。

そのためには、「常に持ち歩けるサイズのメモ帳・ノート」が必要になってきます。

私の場合は、現在はミニ6穴サイズのシステム手帳(ブレイリオ)を使用しています。

バッグを持っていない状態でも常に肌身離さずメモを身につけておくためには、ポケットに入るサイズである必要があります。

 

コンビニで簡単に手に入るというメリットを考えると、A6サイズのノートが最適なようですが、これだとジーンズの後ろポケットにギリギリのサイズなので、多少出し入れのしにくさがあります。

出し入れのしにくさがあると、常に持ち歩く気持ちが薄れるため、私の場合、ポケットに入りやすいという事は第1条件です。

ミニ6穴サイズの手帳なら、A6サイズより少し小さいため、簡単に後ろポケットに入れておくことができます。

 

このメモ帳については、個人個人で使いやすいものを使って頂いて良いと思います。

モレスキンなんかも、ポケットにスッと入りやすいですし、デザインが良くてオススメです。

ただ、モレスキンは値段がやや高めなので、毎日ガンガン書いていくという使い方には多少抵抗感もあります。

持ち歩きやすさとコストパフォーマンスのバランスで選択されると良いと思います。

 

勉強して理解した内容から、記憶すべき内容をポイントとして抜き出して、メモ帳に書いておきます。

そして、このメモ帳を折に触れて見返すのです。

 

内容が多い場合には、全てメモ帳に書いていくのは時間がかかったり、手間だったりすることがあると思います。

そんな時は、項目だけでも良いと思います。

要は、想起するきっかけがあれば良いので、項目を見て内容を頭に思い浮かべるということでも事足りるわけです。

ただしこの場合には、内容がしっかり思い浮かべられる状態になっていないと、内容が合っているか確証を得るために別のノートを開いたりする必要があれば二度手間になってしまいます。

 

 

ある記憶術の本では、まず「本の目次から暗記する」というやり方を提唱しているものもいくつかあります。

目次を暗記して、その次に大項目、中項目、小項目、小見出し、内容というように、次第に内容を深くしていくのです。

この方法の良い点は、まず本全体の構成が頭に入るので、内容を体系的に理解しやすくなる所です。

また、目次を暗記することで、頭の中でその目次から次第に内容を深くたどっていくことで、メモ帳を見ないでも、頭の中だけで「繰り返す」という作業をすることができるのも大きなメリットです。

いちいちメモ帳を開くという作業がなくなるだけでも、大幅な時間短縮になりますし、本当にメモ帳を持ち歩けないような場所、例えばお風呂場などでも、頭の中だけで作業をすることができるのです。

 

 

どういうシステムを組むにしろ、確実に「繰り返す」ことができるシステムが構築できれば、記憶の効率は確実に上がっていくはずです。

投稿者: 認定理学療法士 松田 浩昭

理学療法士17年目 リハビリ特化型デイサービスと訪問看護ステーションを経営 日々感じた事をアウトプットします。

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