呼吸療法認定士受験対策ノート


 

 

私が呼吸療法認定士を取得した経験から、どうしたら呼吸療法認定士になれるのか?どう勉強していけば良いのか?といった疑問にお答えしたいと思います。

まず呼吸療法認定士について知ろう!

まずは、呼吸療法認定士の公式ホームページで、内容をチェックしましょう。

財団法人 医療機器センター

メニューに、「3学会合同呼吸療法認定士」という項目がありますので、そこをクリックして下さい。詳しい説明を見ることができます。

直通ページはこちら
「3学会合同呼吸療法認定士」認定制度

3学会というのは、日本胸部外科学会、日本呼吸器学会、日本麻酔科学会のことです。
この3学会が認定した、“学会認定の資格”ということになります。国家資格ではありません。

受験資格があるのは、臨床工学技士、看護師、准看護師、理学療法士です。
これらの資格を保有していることと、各職種ごとに定められた経験年数を満たしていることが必要です。

この資格の目的は、上記のそれぞれの職種において呼吸療法を習熟し、呼吸管理を行う医療チームの構成要員を養成し、かつそのレベルの向上を図ることとされています。

この資格はあくまでも学会認定の資格であるため、業務の範囲は、それぞれ個人の所有する資格により規定されている業務の範囲と変わりはありません。
呼吸療法認定士を持っているからといって、理学療法士が薬剤を投与したり、気管内挿管をできたりするわけではありません。

ちなみに、米国では、呼吸療法士という独立した国家資格があり、呼吸療法に関する薬剤投与や、気管内挿管、人工呼吸器のウィーニングの管理などを業務として行うことが認められているようです。

私自身の考えとしては、この資格を持っているからといって、呼吸療法のプロフェッショナルであるかというと、そうではないと思います。
この資格を取ることは、あくまで呼吸療法に携わるための共通の最低限の知識を身につけることであると思います。
ひとつの勉強するきっかけであると思います。

 

■資格取得までの流れ

大まかな流れは以下のようになります。

1.申請書類の準備・送付(4月頃)
2.受付受理の返信が届く
3.講習会の申し込み
4.講習会テキストが送られてくる(8月下旬〜9月上旬頃)
5.講習会の受講(9月頃、東京にて)
(2日間にわたる12科目の講習会)
6.認定試験の受験(11月頃、東京にて)
(午前70問、午後70問、合計140問、マークシート方式)
7.試験結果の通知(12月下旬頃)
8.3学会合同呼吸療法認定士として認定(2月下旬頃)

■私が勉強に使ったオススメの本

 

このテキストは、認定委員会が編集した公式なテキストですので、必ず購入される事をオススメします!

講習会の前に送られてくる講習会テキスト(非売品)の次に重要なテキストだと思います。
講習会内容にも沿った内容となっていますので、講習会のテキストとリンクさせる形で勉強がしやすいです。

このドリルは、実際の試験問題と似た形式で例題が載っているため、実践的な勉強にはもってこいです。
毎年改訂版が出版されています。
私は過去3年分ぐらいを購入しました。

この問題を解いてみて、解けなかった所の項目を他の参考書で調べて勉強するという勉強法が役に立ちました。

 

また、最近ではこんな本も出ているみたいです。
受験対策本がだんだん充実してきましたね。

 

■勉強のコツ

呼吸療法認定士の試験は、出題範囲がとても幅広いです。
浅く広く出題される傾向があります。

なので、一つ一つの分野にこだわって深く勉強していくよりも、まんべんなく勉強していくことをオススメします。

また、実際の臨床での症例を想定したような実践的な問題も出題されます。

私は、以前合格した人から暗記カードをもらい、それをことあるごとに見直して暗記していました。
A6サイズに切ったコピー用紙の反故を使って作られていたため、制服のポケットに入れて常に持ち歩いていました。

自分でポイントを書いた暗記カードを作り、頻回に見直すことで暗記しやすくなると思います。

暗記をするためのポイントとしては、多くの勉強法の本でも書かれている通り、1つの内容を長く見るよりも、1度見て内容を憶えたと思ったら、しばらく時間 をおいてから再度見直し、それからまたしばらく時間をおいてから再度見直し、を繰り返すことです。そして見直す間隔を次第にあけていくことです。

これは、エビングハウスの忘却曲線を考慮した暗記法です。

 

■呼吸療法認定士になって思うこと

私が呼吸療法認定士になって思うことは、呼吸療法認定士の資格を取る前までは、資格をとることが一つの大きなゴールであるかのように思っていましたが、それは間違いでした。

この資格をとることは、あくまで呼吸療法に携わるためのスタートラインに立つことだと思います。
この資格を取ったからといって、臨床での呼吸療法の全てが分かるわけではありません。
私にもまだ分からないことはたくさんあります。

他職種でコミュニケーションをとる上での、最低限の共通言語となるものではないでしょうか。

そういう意味で、この資格を取った後も継続的な勉強が必要だと思います。
医学の世界ではどの分野にも言えることだと思いますが、ここまで勉強したら終わり、というものはなく、医療の仕事に携わる限りは、生涯学習が必要であると思います。

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