Feedly→Pocket→Evernoteの流れで、快適な情報収集の仕組み作り

 

みなさん、毎日の情報収集はどのようにされていますか?

情報収集は、ネットから、本から、人から、など色々な方法がありますが、今回はネットからの情報収集に限って書きたいと思います。

最近では、まずはネットからの情報を手早く収集した方が、その後の“本から”や“人から”の情報収集にスムーズにつなげられると思います。
ネットからの情報収集は、その入口にあたるため重要ですし、ここをいかに効率的に行うかで情報収集全体のスピードが全く違ってくると思います。

それに、ネット上の情報をその分野に精通している「キュレーター」と呼ばれる人のフィルターを通して効率よく、分かりやすくまとめられたキュレーションサイトも存在し、このようなサイトでは、自分でゼロから情報収集していくよりもはるかに効率的に情報収集できます。

今回は、私がこれまで試した方法で一番快適に情報収集できている方法をご紹介します。

Feedly → Pocket → Evernote という流れが今のところ一番スムーズに情報収集することができています。

まず、ネット上ではさまざまなサイトから情報が流れているため、そのサイトを1つずつ訪問して最新情報を確認していくのはとても手間がかかるものです。
そこで利用するのが「RSS」です。
簡単に言えば、RSSというのはブログの更新情報やサイトの最新情報を読者に配信するための文書フォーマットのことです。
詳しくはウィキペディア「RSS」をご覧下さい。

このRSSからの情報を収集するツールとして以前はgoogleリーダーを使っていましたが、残念ながらgoogleリーダーのサービスが終了してしまったため、今ではFeedlyを使っています。

このFeedlyに、まずは自分が収集したい情報があるサイトのRSSを片っぱしから登録していきます。

すると、以下のようにFeedly上に、その全てのサイトのRSSの一覧が並びます。

Feedly

その中で、タイトルを見て少しでも気になった、中身を見たくなった記事を、今度はPocketというサービスに送るようにします。

FeedlyからPocketに記事を送る方法は、Pocketのアカウント情報をFeedlyに登録すれば連携ができます。
FeedlyからPocketへ

保存するたびに毎回シェアボタンをクリックするのが面倒な方は、「save」ボタンをクリックすれば一発で保存できる便利な方法がありますので、そちらをご参照下さい。
“1クリック”でFeedlyからPocketへ保存できる方法

(ただし、私がこの方法を試した結果、この方法では一度「IFTTT」という別のサービスを介するため、Pocket上に記事が送られるまでにタイムラグが発生するというデメリットがありました。そのタイムラグを気にされない方はこちらの方法でも良いと思います。)

Pocketというサイトは、簡単に言えば記事を「後で見る」サービスです。
今は気になった記事を見る時間がなくても、後でまとめて見たいという事があると思います。
そんな時、異なったサイトの記事であってもそれらの記事をまとめてPocketに登録しておけば、後で空き時間ができた時にPocketを開けばそれらの記事をまとめて読むことができるわけです。

また、Feedlyはネットにつながっているオンラインの環境でなければ記事を見ることはできませんが、Pocketならオフライン環境でも記事を読むことができるというメリットもあります。

さらに、Pocketで読んだ記事の中で、保管しておいて後で参照したり活用したい重要な記事については、Evernoteに保存します。

Evernoteのアカウント情報をPokcetに登録しておけば、シェアボタンから連携ができます。

pocketスクリーンショット

これで、Feedly→Pocket→Evernoteという情報の流れが完成します。

Feedlyから順番に、次第に使える情報を厳選していくイメージです。

私はこの方法を始めてから、かなり効率的にネット上の情報を収集し、活用することができるようになりましたのでオススメです!

A4裏紙で最強のメモ術

 

最近読んだ本で一番インパクトがあったのは、
「ゼロ秒思考」/赤羽雄二(ダイヤモンド社)です。

Amazonでの評価もとても高いですし、大きな書店に行けばたくさん平積みされています。

マッキンゼーで14年間活躍したという著者の「考えの質と量」を高めるためのメソッドを紹介した本ですが、「メモ術」「ノート術」といった知的生産のTipsが大好きな私としては、大変興味深く読ませて頂きました。

そして早速真似して実行に移しています。

何でも良いと思ったことはとにかく実際に自分で実行してみて、その結果を踏まえて自分で最終判断をする。
これが私のモットーです。
やる前から頭でいろいろと考えても、自分で実体験としてやってみないと何とも判断がつかないですもんね。

この本の内容は、モレスキンや万年筆のような特に高価なモノを使うわけでもなく、A4の裏紙とペンがあれば誰でもすぐにでも試せるシンプルなメソッドが素晴らしいと思います。

文房具マニアな私としては、ついペンやノートといった道具そのものに強くこだわってしまいがちなのですが、道具の解説については最小限で、メモの書き方そのものに焦点をあてて書かれており、とても説得力がありました。

読み終わった後も、何度も見返して愛読しています。

この本でいわれているメソッドとは、

  • A4裏紙を横置きで書く
  • 1ページに1件書く
  • 1ページに4〜6行書く
  • 各行20〜30文字で書く
  • 1ページ1分以内で、1日10分書く
  • 毎日10ページ書く

というものです。
このそれぞれの内容について詳しく解説されています。

これだけで、頭のモヤモヤがスッキリし、思考の質と量が高まるということです。

さっそく実行してみて、毎日10ページ書くというのはなかなかできていないのですが、以前よりも書く分量は格段に多くなり、確かに頭の整理ができてスッキリとする感覚があります。

A4裏紙がなかったとして、新品のコクヨのA4用紙500枚入りを使っても1枚あたりが1円ちょっとのコストでできるので、1日10円ちょっとで思考の質と量が深まると考えれば、安いものだと思いませんか?

以前はモレスキンを使っていましたが、モレスキンのように1ページ10円もするようなノートだと、貧乏性の私としては、書くのを躊躇してしまいます…。

しかし、A4サイズの大きさで1ページ1円程度なら、まさにガンガン書くことができます。

頭に浮かんだアイデアでも何でも、とにかく書いて、そこから膨らませて、形にしていくことができます。

頭の中だけで考えているよりも、はるかに形になる割合が増えてきます。

著者がこの本でいわれているように、初めから自己流を入れ始めてしまうと、そのメソッドの本質が失われてしまいますので、なるべく自己流は入れないように、著者のいわれる通りにしようとしています。

ただ、1つだけ自己流を入れさせてもらっています。

著者は、書き終わったA4裏紙は、すぐには見返さず、内容の分類ごとにクリアファイルに入れ込んで、3ヵ月と6ヵ月の時点で見返すようにされています。

私の場合、書き終わったA4裏紙は、ScanSnapで全てスキャンして、Evernoteに入れ込んで保管しています。
用紙の物理的なスペース節約のためと、iPhoneやiPadでいつでも呼び出して見られるようにするためです。
分類についてもEvernoteであればタグ付けも簡単にできます。

また、A4用紙ならクリップファイルが使えますので、バッグの中に入れて持ち運んでも用紙が折れ曲がることもないし、学会や勉強会などで席がない時や屋外でも、立ったままで安定して書くことができます。
ちなみに私が使っているオススメのクリップファイルは、セキセイのものです。
表紙があるので持ち歩く時にはA4用紙を包む形で持ち歩けますし、表紙が360度折り返せるので、書く時には書きやすくなります。

「深く、速く考える」ということについては、私にとって今のところ最強のメモ術となっています。

Kindle Fire HDX 7インチで快適電子読書

 

最近の私の持ち歩きガジェットは、appleのmacbook air(13インチ)と、amazonのKindle Fire HDX 7インチです。

2013-12-31 17.57.42

以前は、macbook airとiPad2とKindle paperwhiteとポメラDM100という重装備でしたが、やはりこれら全てを持ち歩くとかなりの重量になりますので、装備を軽くするために、2つに絞りました。

あれもしたい、これもしたいで色々とガジェットを持ち歩いていたものの、実際によく使用する場面は限られていたため、一番よく使うものに絞り込んだわけです。

仕事柄、医学書を常に参照する必要がありますが、これはmacbook airの中に全て入っていますし、よく見る医学書はPDF化してKindle Fire HDXに入れていればすぐに見ることができます。

私が一番よく使うのはビジネス書の読書なので、その用途に集中うさせるため、タブレット端末をKindle Fire HDXに絞り込みました。

おかげでamazonで購入した電子書籍はとても快適に読むことができています。

また、この端末はAndroidベースなので、EvernoteやDropboxといったノマドライフに必要な機能をアプリでプラスすることもできます。

私の用途としては、amazonの電子書籍、Evernote、Dropboxの3つをほぼメインで使っています。
あまり困ったこともありません。

2013-12-31 17.56.44

いざとなればmacbook airがありますので、詳細な作業はそちらで行います。

このKindle Fire HDXはiPadやiPad miniと比べると価格的にかなりリーズナブルですので、この機能でこの価格はかなりお得感があります。

画面も解像度が高く、読書の用途でとても満足しています。

持ち歩きガジェットが2つに減りましたので、かなりスマートになりました。

2013-12-31 17.56.06

 

 

何でもA5ノートにまとめる件 続編(Evernoteのオフラインノートブックの活用)

 

先日、何でもA5ノートにまとめる効果について投稿しましたが、効果は確かに認めました。

しかし、実際に試してみて、新たな問題も出てきました。

ある日、重要な打ち合わせがあり、お相手の方から過去の資料の内容について聞かれた時、その資料をノートに貼り付けていることは記憶していたのですが、そのノートは1つ前のノートだったため、その時には持ち歩いておらず、結局その場面では活用することができなかったという問題です。

この問題は、要するにアナログノートの物理的な制約の問題です。

何でもノートにまとめていくとして、その過去のノートを常に全て持ち歩くわけにはいきません。
持ち歩くとしても最新の1冊か2冊だけでしょう。
そのため、過去のノートに書いた内容を確認できるのは、そのノートを保管している自宅にいる時しかありません。

これこそがアナログノートの大きなデメリットです。

うーん、どうしたものか…。

色々と考えて、たどり着いたのが、Evernoteのオフラインノートブックの活用です。

「結局デジタルか!」と言われてしまいそうですが、アナログの利点とデジタルの利点を活用するためには、結局はハイブリッドな方法が一番なようです…。
まぁ、実際に色々と試してみてたどり着いた方法なので、自分の中では納得です。

さて、その方法ですが、
Evernoteには「オフラインノートブック」という機能があります。
通常Evernoteのデータはクラウド上にありますので、ネットにつながった環境で、ノートを開くたびにクラウドからデータをダウンロードして表示しているわけです。

そのため、常時ネットにつながっていないといけないという環境の問題と、データをダウンロードするまでに時間がかかるという問題があるわけです。
それを解決するのが「オフラインノートブック」機能です。

これは、スマホやタブレットの端末本体に、ノートブックの中のノートのデータを全てダウンロードして保存しておけるという機能です。

オフラインノートブックの状態にしておけば、ネットにつながっていなくてもその内容を表示させることができますし、データ自体が端末の本体に保存されているため、ダウンロードの待ち時間なく、パッと表示されるわけです。

これなら、過去の情報でも、ノートの分量に左右されずにいつでも引き出して参照することができます。

問題点といえば、端末の容量の限界までしか持ち歩けないという点ですが、最近の端末は容量が上がってきていますので、ノート1冊の分量よりもはるかに大きな容量のデータを持ち歩くことはできるはずです。

ちなみに、私のノート1冊分(100ページなので写真100枚分)を写真として取り込んだデータをタブレットのEvernoteでオフラインノートにしたところ、約700〜800MB程度のデータ容量になっているようです。(これは写真の解像度設定によって変わると思いますが)

単純計算で、32GBの容量の端末なら、ノート約40冊分を保存できる計算です。

それだけのノートを持ち歩くことは現実的には不可能だと思いますが、Evernoteであればスマートにできてしまうわけです。

このオフラインノートブックの活用を思いついてからは、とにかく後で必要そうなものは何でもオフラインノートブック化するようにしています。

このデジタル化の方法を使うにしろ、アナログのメリットが失われるわけではありません。

ノート1冊は常に持ち歩いていて、そのノートを使って手書きで書いた後、それをEvernoteでオフラインノートにするわけです。

こうしておけば、ノートがいっぱいになって新しいノートに変わった時でも、過去のノートの内容はEvernoteからいつでも参照できるというわけです。

というわけで、現在ではこの方法でノートをEvernoteに蓄積しています。

 

何でもA5ノート1冊にまとめる効果

 

最近、「情報は1冊のノートにまとめなさい 完全版/奥野宣之」(ダイヤモンド社)が発売されました。

前回の初版の「情報は1冊のノートにまとめなさい」を読んでから、手書きの情報は極力1冊のA6ノートにまとめていました。

私の中でアナログノートとデジタルの融合をどう図るかという事が最大の課題でした。

これまでの私の方法は、ちょっとした手書きのメモはミドリのダイヤモンドメモに代表される手のひらサイズのリングノートに書き、少しボリュームがある内容のメモは、A6サイズのキャンパスノートに書き、ノートに貼れない資料や写真などはEvernoteに入れ込んでいました。
そして後でリングノートやA6ノートに手書きした内容もiPhoneのカメラで撮影してEvernoteに入れ込むようなシステムにしていました。
最終的にはEvernoteに全てをまとめる形になります。

しかし、この方法にはいくつか問題がありました。

まず1つ目に、ノートの見返しが少ないということ。
手書きの情報だけだと、無味乾燥でなかなか見返す気にはなりませんでした。そのため、ノートを見返す頻度はかなり少なかったのです。
ノートに書き留めるだけで見返さなければ、ノートの本当の効果は発揮されません。これを分かってはいても、なかなか実行できませんでした。

また、Evernoteに入れ込むことで、後で検索すればいつでも探し出せるという安心感からか、これまたEvernoteに入れ込んだ情報を見返すという機会も少なかったのです。

アナログ・デジタルどちらにしろ、見返す機会が少なかったため、その情報が頭に残っているということが少なかったのです。

そして2つ目に、iPhoneのカメラで撮影してEvernoteに入れ込む手間がかかること。
FastEverSnapなどのEvernoteにより素早く入れ込むためのアプリはありますが、それでも、後でノートを撮影してタグ付けしてタイトル付けしてEvernoteに入れ込むという作業は思ったより面倒で、次第に入れ込んでいない情報が溜まっていき、「いつかやろう」と何度も思いつつもその作業ができない事がちょっとしたストレスになっていました。

そして3つ目に、デジタルデバイスは電池残量の影響を受けるため、外出時などでiPhoneの電池残量が少ない時には残量が気になってEvernoteをゆっくりと見返そうという気になれないという問題がありました。
それに対してアナログノートはいつ、どれだけ見返しても電池がなくなって見られなくなるという心配がないため、心を落ち着かせてゆっくりと見返すことができます。
知的生産においては、こういうちょっとした精神的なストレスを減らす事も脳を有効に使うためには大切になってくるのではないかと思います。

そんな悩みがある中、今回の「完全版」の発刊があり、内容も前回よりもかなり加筆・修正されており、充実していたため、購入しました。

この本を読むうちに、やはり「1冊のノートに何でもまとめる」という事の重要性を感じました。
うまくいくかは分からないが、ひとまずこの本の通りにやってみようと思いました。それでもうまくいかなければまた考えれば良い、と。

私が変えたやり方は、主に以下の内容です。

  • 写真やA4サイズの資料などが貼りやすいように、ノートのサイズをA6サイズからA5サイズに変更した。
  • 蛍光マーカーでポイント箇所にラインを引いて目立たせたり、資料をそのまま貼ったり、その時の雰囲気が分かる写真をできるだけ貼ったりして、後で見返した時に楽しめるように工夫した。
  • メモ帳を手のひらサイズのリングノートからロディアに変更し、メモした内容はすぐにA5ノートに貼って、とにかくどんな情報も1冊にまとまるようにした。

2013-12-15 20.16.59

こうしてノート術を変えてみて12日経ちましたが、その効果は思ったよりも大きかったです。
テープのりで資料や写真を貼ったり、蛍光マーカーで目立たせたりといった面倒な作業があるにも関わらず、今のところ破綻することなく毎日継続することができています。

2013-12-15 20.18.03

2013-12-15 20.18.43

以前行っていた、iPhoneのカメラで撮影してEvernoteに入れ込むという作業と、作業時間や手間自体はあまり変わらないと思いますが、手で資料を貼るというアナログな作業の方がなぜか面倒な気持ちが起きず、毎日楽にこなせているのです。
本当にアナログの効果を痛感しています。
やはり人間にとって自分の手を使って作業するということは、脳の刺激にもなるし、やった作業の結果が目に見えて分かる(ノートがカラフルになる、ノートの厚みが増すなど)という事は非常に効果的なのだと思いました。

以前と何が変わったかといいますと、一番は「見返し」の効果です。
Evernoteにまとめていた時には、iPhoneまたはiPadを立ち上げて、Evernoteのアプリを立ち上げて、見返したい資料を探して、資料のダウンロードを待って、やっと見返す、という形で、見返したいと思った後の手間やタイムラグから、なかなか見返そうという気になれませんでしたが、A5ノートなら、見返したいと思ったタイミングで、ノートをポンと開けばすぐに見返せるという気軽さがあります。
また、ノートの中には目的とする資料以外にも色々な資料や写真、手書きのメモが貼ってあるため、目的の資料を見返すついでに昨日の日記を見たり、数日前に家族と出かけた時の写真を見たりと、ノートを見返すたびに仕事・プライベートを問わず色々な情報が自然と頭の中に残っていくようになりました。

ひとまずは、「何でもA5ノート1冊にまとめる」という方法に落ち着いて継続できています。そしてその効果も実感できています。
詳しくは前述の書籍を見て頂ければ、その詳細な方法や効果がご理解頂けると思います。
興味を持たれた方はぜひご一読を!

この本の他にも、読書ノートについて言及された「読書は1冊のノートにまとめなさい」や、ライフログとしてのノート術について書かれた「人生は1冊のノートにまとめなさい」もオススメです!

情報発信の大切さ

 

最近、情報発信の大切さを痛感しています。

以前、ある呼吸器系の専門誌から原稿の執筆依頼があったのですが、それは呼吸器系の学会での発表がきっかけでした。
発表の抄録を見て下さった出版社の方からお声かけを頂いたのです。
その学会はもう5年連続で発表していますので、コツコツと毎年継続的に発表を続けた結果だと思っています。

また、最近ある雑誌から原稿の執筆依頼があったのですが、それは、私が最も尊敬する理学療法士の先生からの推薦があり、出版社から依頼があったものでした。
これもSNSでの情報発信をその先生が気にかけて下さっていた結果ではないかと思っています。

自分から外の世界に向けて情報発信(アウトプット)する。
そして、それに対してのレスポンスがある。
これが情報発信の醍醐味です。

より良いレスポンスを得るためには、より質の高い情報発信をする必要がある。
そしてより質の高い情報発信をするためには、普段から質の高いインプットをして、それを自分の中で取捨選択、組み立て直しをして加工しておく必要がある。

情報発信のためには、この普段からの地道な知的生産活動が不可欠だと思います。
いつか日の目を見る時のために、日常での下準備が必要です。

A7リングメモとEvernoteでハイブリッドメモ

 

A7リングメモ

これまで、メモ帳といえば、バイブルサイズ・ミニ6穴サイズのシステム手帳や、A6サイズのキャンパスノート、A6サイズのロディア、モレスキンなど、さまざまなメモ帳を試してきた私ですが、最近ハマっているのは、A7サイズのリングメモ帳です。

A7サイズのリングメモが優れているのは、持ち運びの良さです。
このサイズはYシャツのポケットにも収まるし、家にいる時にはハーフパンツのポケットにも収まるし、割とどこでも持って行けます。

私の場合、文房具好きの血が騒いでしまい、そのままでは味気ないので、ミドリのトラベラーズノート(パスポートサイズ)に挟んで使っています。

トラベラーズノート パスポートサイズの限定版のスターエディションは革の色がキャメルなので、かなり味があって良いと思います。
限定版なので、もうあまり見かけなくなってきましたが。

 

実はそのままではトラベラーズノートには挟めないため、コクヨのシステミックのA7ノートカバーの台紙を利用して挟んでいます。(結構マニアックなカスタマイズをしています(^^;))

 

これまではコクヨ キャンパスノートのA6サイズを長い間利用していたのですが、メモする際のサイズ感はこのA6サイズが一番しっくりくるのですが、このサイズになると夏場の薄着の季節にはパンツのポケットには収まらないため(そのまま入れれば後ろポケットには何とか入りますが、私の場合はカバーを付けるので入りません。)、やはりA7サイズが収まりが良いのです。

メモする場面というのは、どちらかというと机の上でというより、出先で、立っている・歩いているような状況でメモしたいことが多いと思います。

アイデアはどこで生まれるか分からないからです。むしろ身体を動かしている時の方が頭が働きやすくなって発想が豊かになる気がします。(以下の書籍にもそのことが書かれています。)

ということで、メモするスペースよりも、持ち歩きの軽快さを重視して、A7リングノートを使うようになりました。

このメモ帳に変えてから、メモしたい時にメモできる事が格段に多くなりましたし、以前まではメモしようと思ってもメモできずにそのまま忘れていたことなどもメモで捉えることができるようになったので、かなりメリットは出ていると思います。

おまけにA7リングメモは、立った状態で書きやすいのです。
横開き式のキャンパスノートだと、右利きの私は左ページに記入する時には左手が下敷きになりますが、右ページに記入する時には立って書くには持ち方を工夫しないと書きにくいのです。

A7リングメモなら常に左手が下敷きになりますし、表紙カバーがプラスチックなど厚いものが多いため、表紙を裏返せば良い下敷きになり、どのページも常に同じ書きやすさで書くことができます。

また、A7サイズのリングメモはほとんどのコンビニで売っています。それだけ万人が使いやすく需要があるということでしょうか。
メモ帳を使い終わったらすぐに次のメモ帳を調達することができますので、かなり安心感があります。
ネットでまとめ買いもできます。

このA7サイズのメモ帳にメモした内容は、メモ帳が何冊も増えてくるとそのままだと埋もれていってしまうため、何日かに1度、Evernoteに移し替えるようにします。
このEvernoteに移し替える間隔はそれぞれの生活スタイルや性格に合わせて、毎日でも良いし、1週間に1度でも良いし、メモ帳が終了した時点でも良いと思います。
ただ、記憶の面からいうと、3日後ぐらいの方が復習の意味でも記憶に残りやすいのかもしれません。

Evernoteへの取り込みはスマホの写真で撮影して取り込んでも良いですが、私の場合は手入力で入れることが多いです。
画像データだと開く時にどうしても重くなりますし、Evernoteでは画像データ上の手書き文字もテキスト検索できることが多いのですが、手入力でテキスト入力しておけば確実にひっかかってくれるので安心感があります。

メモの内容によっては、TODO(アクションを起こさないといけない内容)であればEvernoteではなくRemember the milk(TODO管理サービス)に入力します。

こうして、メモした内容をメモ帳の中だけに埋もれさせず、長年蓄積したメモを活用できるようにデータベース化していくことがさらに大切なことだと思います。
自分が考えて・ひらめいてメモした内容は、ネット上のどこを検索しても見つからない、自分オリジナルの内容だからです。

やはりメモは、機能性重視で選びたいものです。

自炊のメリット・デメリット

 

本の「自炊」とは、自分が購入した書籍を、スキャナーを使用してデータ化することです。

自炊関連の書籍も多く出版されるようになりました。

ペーパーレス環境を実現してなるべくモノを増やしたくない人にとっては、快適な環境を構築できる時代になってきました。

私は現時点で、
医学書213冊
一般書97冊
合計310冊の書籍を自炊してMacBook Airに入れているのですが、

その中で見えてきたメリット・デメリットがあります。

最近でも、書籍によっては自炊するか、しないかを悩む場面が時々あるのですが、
総合的にみると、私にとってはやはり自炊のメリットの方が大きい気がします。

私が考える自炊のメリット・デメリットには以下のようなものがあります。

自炊のメリット

  • 書籍を持ち運ぶ時の物理的な重さから開放される。
  • 大量の書籍を持ち運べるため、いつでもどこでも常に多くの書籍を参照することができる。
  • スライドを作成する際に図のコピペがすぐにできる。
  • OCR(文字認識)処理した書籍であれば、書籍全文の文字列検索ができる(複数書籍をまたがる文字列検索も可能)。
  • 書籍を保管する場所(本棚)の物理的なスペースが必要ない。

 

自炊のデメリット

  • 読書の快適さは電子書籍リーダー(タブレット)の性能に左右される。
  • ページをランダムに高速で飛ばして読むこと(パラパラ読み)は難しい(現時点での技術では)。
  • 液晶画面は屋外の日差しが強い場所ではとても見にくい。
  • 電子書籍リーダーの電池が切れたら読めなくなる。
  • 手書きで気軽に書き込むことができない。(注釈機能を使えば手間はかかるが記入はできる)
  • 書籍の物体としての感覚を手がかりとした記憶は薄くなる(だいたいこのあたりのページにこういう内容が書いてあったな、など)。
  • 書籍の物体としての所有欲を満たすことはできない(装丁・手触り・重厚感、など)。

 

私は、普段持ち歩く荷物が結構多い(MacBook Air、iPad、Kindle、モバイルバッテリー、デジカメ、手帳、ノート、文房具、財布などなど)ため、できるだけ荷物の重量を少なくしたいということがあります。
これに加えて本を何冊も持ち歩けば、とてもじゃないけど体力が持ちません。
MacBook AirとiPadに書籍データを全て入れて持ち運べば、書籍がいくら増えていっても持ち歩く荷物の重量は全く変わらないため、これは私にとって大きなメリットになります。

また、読みたいと思った時にすぐに読める、調べたいと思った時にすぐに調べられる、という感覚は、モチベーションが高まった状態を逃したくないため、大事にしたいと思っています。
そういう点でも自炊のメリットは大きいと思います。

両方のメリットをできるだけ活かすハイブリッドな方法として、まずは自炊しない状態でマーカーや書き込みなどをしながら書籍を読んで、読み終わってから自炊をするという方法もあります。
ただし、自炊しない段階では持ち運びのデメリットがあるため、私のように「積ん読(何冊もの本を並行して読み進めること)」をする方にとっては、この方法でもデメリットが大きくなるのではないでしょうか。

こういった理由で、私としてはやはり自炊を選択しています。

A4白紙1枚ノート術で快適講義メモ!

 

「世界基準で夢をかなえる私の勉強法/北川智子」(幻冬舎)
で紹介されているノート術に、英語環境で生き残るためのノートの取り方として、A4の白紙1枚を使う方法が紹介されています。

なぜA4の白紙なのか?

英語と日本語を交ぜて書く場合には、英語でメモした内容の中に日本語でのメモを追加で入れることになるため、罫線があるとかえって邪魔になる。
きれいにノートを取ろうと、線を気にしていると、どんどん授業が進んでいき、ノート取りで混乱する。
たくさんノートをとろうと張り切りすぎると、ノートが10ページを超す膨大な量になり、復習が辛くなる。

といった事が挙げられています。

著者は大学での授業ノートについて述べていますが、これは自己学習や研修会などでのノートの取り方でも活用できそうですね。

また著者は、以下のようにも述べています。
「どんなに長い授業であろうが、難しい科目であろうが、ノートは紙1枚に限定する。そうすると、膨大な情報に圧倒されずに、今日何が起こったのかがまとまった形で見えてくる。コンパクトにまとめるのが、カンペの基本だ。そして、分かることは極力ノートに書かない。カンペとは、分からないことをこっそりとできるだけ短くメモっておく代物で、すべてを書いておくものではない。」

「ノートには、授業内容すべてを記録しなくていい。授業で分からなかった「自分にとって空白の部分」さえ、後で抽出できればよいのだ。」

確かに、授業や研修会全体の構造を認識することは、頭の中での記憶の整理にとても役立ちます。
また、自分にとって不要な情報をうまく「捨てる」ことで、重要な内容だけを浮き立たせることにも役立ちそうです。
記憶のためには、自分にとって重要な情報であると脳が認識する必要がありますので、どの内容が重要でどの内容が重要でないかをノートを取る段階で選別することは、記憶のために大きなメリットになるのではないでしょうか。

「1枚の紙に全体像がイメージとして残ることで、ゼロからエッセイを書くときやプロジェクトのプランを立てる際、今度は自分が作りたいものの全体像が見えるようになる。白紙のノートは、授業内容の記録という意味を超えて、自分の頭の中の整理整頓に役立つ。」

こういう使い方をすることで、プレゼンや勉強会資料作りの取りかかりの下絵作りにも活用することができそうです。

「できるだけメモを取らなくなったら、今度は授業の内容を思い出す練習に入る。ノートを取る人は、ノートを頼りにして復習するが、ノートを取らない人は頭の中で情報を反芻(反復を何度も繰り返す)することになる。」

「せっかくノートを取っても、ノートを復習する時間がなかったり、ノートを見返す手間を面倒くさがったりしてしまうのは、ありがちなことだ。ノートを取らずに自然な記憶力に頼るほうが、実はよっぽど効率がよかったりもする。」

確かに、自分自身、ノートを取ることに集中しすぎて、講義内容を聞き逃してしまったり、しっかりとノートを取ったことでいつでも見返せるからと安心してしまって、後での復習作業がおろそかになったりして、結局は記憶に残っていないといったことを経験してきました。

それもこのA4白紙ノート術を使えば、改善できそうです。

私はこの本を読んでから、常にA4の白紙を挟んだクリップボードを持ち歩くようにしています。
実際にセミナーでも活用していますが、テーブル席が一杯で、テーブルがなくイスしかない場合でも、クリップボードのおかげで安定してメモを取ることができました。
白紙なので絵が書きやすかったし、A4サイズなので広々とメモすることができて、とても気持ち良くメモを取ることができました!

私がA4白紙ノート術で感じているメリットは以下の通りです。

メリット

  • クリップボードごと持ち歩けば、研修会などで立った状態で話を聞く時にも安定してメモを取ることができる。
  • A4白紙はノートと比べて安いため、コストを気にせずにどんどん使うことができる。
  • A4用紙はScanSnapなどのスキャナーで手軽にパソコンに取り込んでデータ化できる。(Evernoteに取り込めばスマートフォンでどこでも表示できるようになる)
  • 罫線がないため、図が書きやすい。
  • 文字の配置を自由にできるため、物事の関係性を見やすく整理しやすい。
  • A4用紙は文房具店などで大量に購入可能。(通常500枚単位で売られている)

デメリットとして考えられるのは、

  • A4サイズが入るバッグの大きさが必要。
  • A4用紙はコンビニでは売っていない。(都会のコンビニにはあるのかもしれませんが、私の自宅近くのコンビニでは売っていない)

ぐらいでしょうか。
デメリットよりもメリットの方が大きい気がします。

このノート術をしばらく試してみる予定です。

理学療法士によるEvernoteの活用 勉強編

 

理学療法士として、Evernoteは勉強資料の整理・活用に大変役立ちます。
私の場合、Evernoteのノートブックの中に「勉強」というタイトルのノートブックを作り、ジャーナルをスキャンしてPDF化したもの、調べものをした時のホームページのスクリーンショット、医学書の内容の要点を自分なりにまとめたもの、各種ガイドラインのPDFファイルなどをどんどん放り込むようにしています。
さらに、後で探しやすいように、

・勉強−脳
・勉強−呼吸
・勉強−心臓
・勉強−整形
・勉強−DM
・勉強−一般
・勉強−統計・研究
・勉強−管理・教育

などの「タグ」をつけるようにしています。
Evernoteに放り込む段階では大まかな分類のみにとどめて、あまり手間をかけすぎないことがポイントです。
放り込む時のデータの仕込み作業に手間がかかりすぎると、何でもかんでも放り込もうという取り込み段階での心理的障壁が高くなり、放り込み作業が滞るリスクがあります。
資料が多くて大まかな分類だけでは心配な方は、個別のノートブックの中にテキスト検索用のタグとしてのキーワードを入力しておくのがオススメです。
このキーワードは、一般的なキーワードではなく、後から自分が思い出そうとする時に、どういうフレーズとしてパッと頭の中に浮かんでくるか、という自分本位の直感のフレーズをキーワードに設定しておくことがポイントだと思います。
後で思い出すのは他人ではなく自分なのですから。
これをしておけば、後からの検索がかなり楽になります。私もこの方法を使っています。

 

Evernoteでは放り込む段階では大まかな分類でも、検索機能が充実しているため、目的の資料を探すのにそれほど時間はかかりません。
PDFや画像としてEvernoteに入れ込んだファイルは、元々のファイルがOCR(文字認識)処理をしていなくても、Evernote側で文字認識処理をして、文字列検索の対象にしてくれるのです。
そしてなんと、手書き文字でも文字列検索の対象にしてくれるのです。(ある程度読みやすい文字に限ると思いますが)

 

こうして「勉強」ノートブックに入れ込んだファイルは、パソコンだけではなく、iPadやiOS・Androidのスマホでも自動的に同期され、どこでも検索や閲覧をすることができるようになります。
どの端末でもネットさえつながっていれば「この前調べたあれは何だったかな?」と疑問を持った時にも、Evernoteを検索すればすぐに出てくるため、膨大な紙の資料の中から時間をかけて探したりする必要はありません。
ペーパーレス化をすることでファイリングの手間を省き、資料の保管場所に困ることもありません。
そして資料を探す時間も節約することができます。

 

【私がオススメするEVERNOTE関連の本】