人生を幸せにするリハビリテーション

 

先日、60代の男性患者さんを申し送りで担当しました。

その患者さんは、十数年前にC5−6の頸髄不全損傷を受傷された方でした。
他の病院で3〜4年ほどリハビリを必死に頑張ったとのことで、その当時のエピソードを話して頂きました。

その時に担当だったPT、OTが本当に親身になってリハをしてくれたとのことで、現在も親交があるとのこと。
「その人がいなかったら、今の自分はないだろうね。とても感謝してるよ。」と言われていました。

現在は、C5−6の不全損傷でありながら、陶芸、自動車の運転、パソコン操作など、アクティブに生活されていますが、受傷当時は全く動くことができず、少しでも希望を持ちながら、PT、OTと二人三脚でリハをしてきたとのことでした。

「他にもPTやOTたくさんいたけど、あんなに自分のことにように親身になって頑張ってリハビリしてくれた人はいなかった。」

患者さんが楽しそうに話すのを聞いていると、自分も、そんな風に患者さんの人生を幸せにできるリハを提供できているだろうか、と襟を正される思いでした。

誰でもリーダーになれる3つの約束

 

今日、素晴らしい本に出会いました。

「誰でもリーダーになれる3つの約束」和田裕美著(幻冬舎)

あまりに読みやすく、今の私の心にスッと入ってくる内容であったため、4時間で一気に読み終わりました。

私は、この本から多くのことを学びました。
リーダーとして、私にはまだまだ足りない事が多くあることに気付かされました。

私が、いつも何となく何かが足りないと思いながら、はっきりとは言葉にできなかったこと。
それを見事に言葉にして教えてくれました。

私はこれまで、上司とは部下よりも完璧でなければならない、という気持ちがあり、完璧でいられない自分に悩んだりもしました。
この本の、「上司として完璧でなくても良い、ただ、部下よりも多くの仕事を切り抜けてきた経験がある、ということに自信を持ち、それを伝えていけば良い。」というメッセージに、少し気が楽になりました。

また、一番心に残った場面は、以下の文です。

リーダーは誰よりも「自分がどう思われているかを気にしない」ほうがいいのです。
〜中略〜
「だから私捨てたの、自分中心で考えてしまういろんなものを」
「それは?」
「うん、『自分を好きになって欲しい』『自分を尊敬して欲しい』『自分がすごい人だと思われたい』とかいうような、『自分中心』のものたちを捨てた。」
〜中略〜
「その代わりに、『自分』の部分に『相手』を入れて考えるようにした。『相手を好きになる』『相手を尊敬する』『相手をすごい人だと思う(ところを見つける)』。そんな感じで『相手中心』にしてみたら」
〜中略〜
「嫌われるかよりも、相手のこれから先の人生のためになるかどうか。もうそれだけにしたの。」

この本を読んで、どんな部下とも真剣に向き合うように強く背中を押された気がします。
ぜひ今年からの仕事に活かしていきたいと思います。

お正月に思うこと

 

みなさん、明けましておめでとうございます!
今年もどうぞ「理学療法士の日記帳」をよろしくお願いいたします。

今年1本目の投稿です。

お正月の今日は、嫁の実家に行き、おせち料理やお雑煮やカニやエビなど、美味しい料理を食べ、まだ小さな子供達と遊び、初売りに出かけ、過ごしました。

正月休みがとれたので、家でゆっくりと過ごすことができているわけですが、ふと病院のことを考えた時、入院されている患者さんは、お正月も家に帰れず、病院で、病気や障害と闘いながら、苦悩の気持ちで新年を迎えられていることと思います。

そんなことを考えた時、私は、なんて幸せな時間を過ごすことができているのだろう、と気付きました。

この日常の幸せを噛みしめながら思いました。
患者さんに幸せを取り戻して頂くために、私達専門職はあるのだと。
そして、改めてその責任の重さを痛感しました。

今年も1年、患者さんのために自分ができることを少しでも増やしていけるように、気持ちも新たに頑張りたいと思います!

声のクリスマスプレゼント

 

私の担当患者さんに、交通事故で意識障害、骨折、麻痺などの重い障害を負った10代の女の子がいます。

その女の子は気管切開をしていたのですが、最近、スピーチカニューレという、声が出せる気管カニューレに変わり、言葉まではいきませんが、「あー」と声を出せるようになったのです。
かなり感動的な出来事でした。
おまけに、手も、「グー、チョキ、パー」ができるようになり、こちらの問いかけに対して、手を使って意思表示ができるようになったのです!
本当に子供の回復力には素晴らしいものがあります。

そして、今日、脳外科Dr.の回診があったのですが、その回診の際に、Dr.が、「素敵な声のクリスマスプレゼントだね!」と言われました。

“声のクリスマスプレゼント”というDr.の感性がとても素晴らしいと思いました。
その言葉にまた感動してしまいました。

私も、こういう感性を持った医療者でありたいと強く思いました。

家に連れて帰った方がよくなる

 

今日、患者様のご家族のお言葉にハッとさせられました。

「両手もしばられているし、ずっと寝かされているし、こんな状態ならば、家に連れて帰った方がよくなると思う。」

その患者様は88歳というご高齢ではありますが、これまで事業をされていたのでしょう、年金生活ではなく、ご自身の収入があるとのことでした。
年相応の軽度の認知症はありますが、受け答えははっきりとできますし、しっかりと意思を伝えることもできます。
ご自分で歩いてトイレに行くこともできるし、お風呂にも入れていた。
そのような方の、両手をしばり、寝かせきりにしている。
確かに、ご家族がこのように思われるのも当然かもしれません。

なぜこういうことになるのか?
病院としては、原疾患の治療を優先的に行うわけですが、その治療の過程で、原疾患の治療はできたが、廃用症候群が起きてしまった、という結果になることもあるわけです。
その廃用症候群を防ぐことが、私たちリハビリテーション職種の役割であると思うのですが、現状では、どうしても防ぐことができない面もあります。
マンパワーであったり、診療報酬上の単位数の制限であったり、といったことで、1人の患者さんにさける時間には限りがあります。
看護師も、多忙な業務の中、1人の患者につきっきりになるわけにはいかず、かといって責任もあるため、リスクが伴えばやむを得ず抑制をしてしまうこともあります。

このような現実に直面した時、非常に悔しい思いをします。
もっとマンパワーがあれば、診療報酬上の制限がなければ、この患者さんはもっと良くなるはずなのに。元の生活に戻れるはずなのに・・・。
分かってはいながら、それができない。
何とももどかしい気持ちです。

そういう思いがあるからこそ、このご家族からの言葉はとても重く心に響きます。

実際は、ずっと寝かせきりにしているわけではなく、毎日、午前と午後にリハビリテーションを行っているわけですが、それでも十分とは言えません。
入院前は、生活の中でもっと動かれていたはずです。
入院中に、元の生活での活動量にできるだけ近づけていく。
このことが大切だと思います。

ご家族からのお言葉を重く受け止め、
このようなもどかしい現実を打破すべく、模索していきたいと思います。

幸福は、行動によってもたらされる

 

アランの『幸福論』(1925年)によると、「幸福は、行動によってもたらされる」とのこと。

なるほど、幸福はただ待っているだけではやってこない、ということですね。

いくら頭の中で良いアイデアを思いついたとしても、それを実際に行動に移さなければ、何も思いつかなかったのと何ら変わりはありません。
それだけ、行動は大切なのです。

ふと思ったのですが、これは、行動科学マネジメントの考え方に通じるものだと思います。
行動が結果を導いてくるという考え方です。

行動科学マネジメントの本を読んでいると、良い結果を生み出すターゲット行動をするように部下に働きかけると良いとのこと。つまり、上司は、部下がターゲット行動を起こしているかをマネジメントすれば良いわけです。行動は目に見えて分かるため、マネジメントしやすいのです。
論理的で分かりやすい考え方ですね。

これは人間関係でも同じですね。
いくら相手のことを大切に思っていても、頭の中で思っているだけでは相手にはその事は伝わりません。
思いを形にしてこそ、相手に伝わるのです。
労いの言葉をかける、悩みを聞く、手助けをする、など、行動を伴ってこその思いやりですね。

そう自分にも言い聞かせています。

アウトプットを意識したインプットとは?

 

インプットとアウトプットの関係について考えてみます。

私の経験上言えることですが、アウトプットを意識すると、インプットの質が高まります。

例えば、何もなくただ勉強するのと、1週間後に勉強会を開かなければならず、その勉強会に向けて勉強するのと、どちらが集中してインプットできるでしょうか?

間違いなく後者の方でしょう。

勉強会に限らず、人によってはこれが資格試験であったり、プレゼンだったりします。

こういった理由から、
私は意識して自ら勉強会を開く場を作るようにしています。
場がなければ、自ら作れば良いわけです。

勉強会を開くという機会を利用して、自分のために勉強しているわけです。
これが結果的に人の勉強にもつながってくれたら、一石二鳥です。
理想的なWin-Winの関係です。
自己満足だけで終わってしまう勉強会では、二度とその勉強会には参加してくれないでしょうから・・・。

インプットのみで終わるのは、自己完結型の勉強です。
インプットとアウトプットの組み合わせは、他者共有型の勉強です。

アウトプットして他者というフィルターを通すことで、他者からのフィードバックが得られ、自分のインプットが良質であったのか、それとも粗悪であったのか、ということが分かります。
また、他者からのフィードバックによって、自分でも気付かなかった視点に気付かされたりすることもあります。
他者からのフィードバックを利用することで、勉強の効果を何倍にもできる可能性があります。

こういった意味で、twitterやfacebookといったSNSは素晴らしいと思います。
誰もが気軽に、いつでも、どこでも、しかも無料で、他者共有型の勉強ができる機会が得られるのです。

私の生活の中で、最近twitterとfacebookが習慣化してきました。
これからも積極的に情報発信を心がけていきたいものです。

自己満足の勉強会

 

頑張って勉強会資料作って、力を入れてプレゼンしても、参加者がポカーンな時ってありますよね。
最近、自己満足の勉強会ではいかんって思います。
参加者目線でプレゼンできて、参加者が理解できてはじめて成功ですね。
過去の勉強会の自己満足な様子を思い出すと、自分でとても恥ずかしく思います。

ポメラと連続バーコードリーダーでラクラク長文作成

 
 
以前、モバイルでの入力方法のコメントを書きましたが、キングジムのポメラとの最強の組み合わせのソフトを発見しました。
 “barcode2file”よりも、”連続バーコードリーダー“が素晴らしい。(”QRコードスキャナー“とセットで使う。)
barcode2fileは読み取った結果を自分でコピペする必要があり面倒だったが、連続バーコードリーダーでは、ポメラで生成したQRコードを読み取った後に「送る」ボタンを押せばEvernote、Dropbox、facebook
、Gmail、spモードメール、twitterなど、あらゆるものにすぐにテキストデータを送ることができるため、最高に便利です!
 文章を打つときには長文でもキーボードが打ちやすいポメラを使用し、その後にどこにシェアするかを決めれば良いわけです。ポメラが文章のハブの役割を果たすわけです。
ポメラであれば、作成した文章を本体に保存しておくことができるため、作成途中の文章を後日完成させてシェアすることもできます。
ちなみに、私はdocomo GALAXY S2で使用しています。

モバイルでの最適な入力方法

 

docomo GALAXY S2でのモバイルでの最適な入力方法を模索中。

ELECOMのTK-FBP013はチャタリングといって、キーボードが勝手に連打される現象が頻繁に出現するし、ELECOMのTK-FBP017は使えるようにするまでの手順が多く毎回面倒で、しかもATOKが使えないので入力しにくい。

ということで、今のところはキングジムのポメラで書いて、そのQRコードをbarcode2fileで読みとってコピーするのが一番現実的か。一番安定感がある。